「娘の腎臓は大丈夫か」の記事に対して、
コメントを寄せてくださった方々へ、
あらためて感謝いたします。
この記事に対して寄せられたコメントは、
わたしには想像もしなかった内容でした。
わたしは、娘の腎臓のことが心配だったのです。
しかし、寄せられたコメントは、
娘の人生を親として考えていないのではないか、
男として果たすべきことをしていないのではないかという
思いがけないものでした。
わたしは、あまりに思いがけないコメントに
とても混乱し、返す言葉を失ってしまいました。
しかし、本日(7/25)ミィさんからのコメントで、
このまま、この件について沈黙することは良くないと思いました。
少なくとも、コメントを寄せてくださった方々に対して
誠実ではないと気づかせていただきました。
最初に、23日の病院での診察の結果は、
今の時点では細胞検査までは必要ないだろうということでした。
ただ、今後も3ヶ月に一度は
尿検査をしていく必要があるとのことでした。
まずは、ほっと胸をなでおろしました。
さて、いただいたコメントについてです。
妻からも、「みんなのコメントは実のことです」と
いわれました。
すごく辛いです。
何をどう書いたらいいでしょう。
子供への躾という点では、
妻と考え方が合いません。
妻がいうには、中国では子供には家事をさせるとか、
後片付けをさせるとか、洗濯をさせる、
それをたたむなど一切させないというのです。
いま中国では、一人っ子政策の弊害として「小皇帝」と
いわれ社会問題化していると聞きますが、このことは理解できます。
今年の1月に妻と娘は、中国に帰りました。
そして、3月にここに帰ってきたのですが、
娘は、中学の卒業証書をいただくために
仕方なく日本に戻ってきたのです。
冬休みに入る前に、定時制高校へ進むことを考えていて、
先生にもその方向でお願いをしていました。
ところが、中国に帰ってからは、日本に戻りたくないと
いいだしました。
わたしは、このままでは中学校さえ卒業できないことになってしまう。
これからの人生において、中学を卒業しなかったということは大変なことになる。
なんとしても、中学だけは卒業させなくてはと思い、
戻って来るよう説得しましたが、こうした思いは届かなかったようです。
戻ってきたのは、妻や中国のおじいちゃん、
おばあちゃんに帰ったほうがいいといわれてのことです。
娘は、いつも心に中国に帰りたいという思いを
持っています。
中国に帰ってから、どうなりたいのかという目的も
ありません。
「働きなさい」というと、
「いやだ」といって、働く気がまったくありません。
妻と娘は、ひどく激しい喧嘩をすることがあります。
娘は、物を投げつけてそっちこっちに穴を開けてしまいます。
さらに興奮しすぎて、過呼吸に陥ることもあります。
そんな状態になるまで喧嘩するのです。
わたしには、なぜ喧嘩しているのかが
理解できずに、ただその様子を見ているだけです。
しかし、それでも親子なんだなあと思います。
次の日には、普通に戻るからです。
ところが、わたしとの場合はそうはいきません。
わたしが怒ると、
そのことをしばらく根に持って無視するようになります。
わたしは、親になれていないのだと
寂しくなります。
わずかな小遣いの中から、娘がこれ好きだよなと思ったものを
買って帰ることがあります。
わたしは、重度の睡眠時無呼吸症候群という睡眠障害を
持っています。
無呼吸症候群とわかるきっかけを
妻が見つけてくれました。
わたしの場合、頭は夜ほとんど寝ていない状態なのです。
シーパップという呼吸を助ける補助装置を使って寝るのですが、
あまり効果はなく、日中ひどく睡魔に襲われることがしばしばあります。
医師からは、一生治らないといわれています。
仕事をしているときに、これがとても辛いのです。
手や腿をペン先で突っついたりするのですが、
それでも眠気はなくなりません。
立ったりしても、ダメなのです。
そんなときには、5分ほど時間を頂戴して、
休憩室で眠ります。
目が覚めた瞬間は、「ここはどこだろう」、
「わたしはどうしたんだろう」とわからなくなることがあります。
状況を思いだすのに、少し時間がかかるのです。
でも目覚めた後は、とてもすっきりします。
職場に迷惑をかけないようにするために、
毎日必死なのです。
とりとめのない話になってしまいました。
今日は、この辺で手を止めたいと思います。
読んでいただいて、ありがとうございます。
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