演劇部でした



わたしは、高校のときの部活が演劇部でした。

わたし自身は、お芝居が結構好きだったんです。

わたしの小学校や中学校では、
学習発表会のとき、それぞれの学年ごとに
劇を演じていました。
この劇の配役は、成績のいい生徒が選ばれていたので、
わたしは、一度も出たことがなかったのです。


高校に入学したら、演劇部があったものですから、
迷うことなく入部しました。

部員数わずか7名、一年生の進入部員は
わたしを入れて2名という小さな部だったんです。

それでも、ちゃんと部活動をしていまして、
文化祭では、放送劇や舞台劇を上演したりしました。

早口言葉や、「あえいうえお、あお」「かけきくけこ、かこ」
と発声練習もしました。

顧問の先生が熱心で、文章を読むとき、
言葉のアクセントや抑揚などを教えていただきました。


わたしは、高校を卒業して地元に就職しました。

社会人になって4年ほど経った頃でしょうか、
あることを知ったのです。

あることとは、目の不自由な人たちのために、
本を朗読するというボランティアのことです。

当時、このボランティアは県立図書館で行われていました。

県立図書館は盛岡にあって、わたしの町から車で片道3時間
ほどかかりました。

このボランティアをやってみようと、県立図書館まで行きました。
そうしましたら、テストを行うというのです。
簡単な文章を読んでみるというものだったような気がします。

結果は、後日通知しますということでした。

どれくらい経ったでしょう。
適任と認めますというような通知だったと思います。
また、図書館まで来てくださいということでした。

わたしの中で、往復6時間かかるということで
このボランティアへの参加意欲をなくしていました。

あとは、それっきりです。

そんなことを、「岩手県立視聴覚障がい者情報センター」
の封書を見て、思い出しました。


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タグ:演劇部
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