私の妻は、中国人です。
人との出会いって、不思議だなって思うんです。
どうして、私は中国人の女性と再婚したんだろう。
はじめの結婚は、同じ街に住む日本人女性でした。
しかも、お見合いで会って見れば
高校の1年後輩でした。
高校のとき、話をしたことは一度もありませんでしたが、
なぜか知っていました。
しかし、この結婚は、
10年で破綻しました。
そして、14年間一人暮らしをしました。
妻と再婚に至る経緯については、カテゴリ「国際結婚に至る経緯」の
ところで書いております。
今回書きたいと思うことは、
私の14年間のひとり生活の中に
中国人女性である妻との結婚に向けて
準備がされていたように思えるのです。
なぜそう思うかというと、
紹介された女性が、中国人であるということに
何等抵抗感がなかったからです。
どして抵抗感がなかったのでしょう。
それは、
私が、ひとり生活をするようになった頃から、
市内で中国人研修生を受け入れる水産加工の会社が出始めてきました。
街で中国人研修生の女性たちを見かけるようになってきました。
そうしたなかで、中国人研修生を受け入れているある会社の事務方の人と
友達になりました。
そして、あるときその方が、
研修生たちとカラオケに一緒に行こうと誘ってくれたのです。
7〜8人の研修生がいたと思います。
私は、彼女たちに母国の歌を聞かせてくれませんかとお願いをしました。
彼女たちは、快く承諾してくれて
一人一人歌ってくれたのです。
私は、中国語がわかりませんから
彼女たちの歌の意味などわかるはずもありません。
しかし、なぜか心にしみてくるものがありました。
胸が、ジーンとなりました。
意味がわからないのに、ですよ。
不思議ですよね。
私は、研修生に親近感を持感じました。
こうしたことが、中国人女性に対する抵抗感を無くしていったと思うのです。
それと、ちょっと話は変わるのですが、
いまにして思えば、わたしのなかで国際結婚に対する憧れがあったのです。
その思いは、それほど強いものではありませんでした。
が、確かにあったのです、「国際結婚できたらいいな」って思いが。
だから、いま中国人女性を妻にしているのは、
偶然ではなく、必然のように思えるのです。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。
あなた様が幸せでありますように。
